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************************************************************** _/_/_/_/_/_/_/ ソフトウェア業界 新航海術 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ************************************************************** 第118号 2006/3/13 ▼ まえがき ▼ [永久運動の設計] アイデア系ベンチャーは打ち上げ花火 ▼ [永久運動の設計] 日銭を稼ぐことが第一目標 ▼ [永久運動の設計] 「インターネットビジネス成功の法則」セミナー ▼ [永久運動の設計] 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= まえがき *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 蒲生嘉達(がもう よしさと)です。 今週号は、事業全体の話なので「永久運動の設計」シリーズに分類します。 「永久運動の設計」シリーズを最初から読みたい方は、 http://www.kei-it.com/sailing/back_forever.html を参照してください。 バックナンバーはブログでも公開しています。 ブログ: http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [永久運動の設計] アイデア系ベンチャーは打ち上げ花火 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 去年1月、某ソフトウェア業界紙(毎月3回発行、発行部数1回10,000部)に、 慶が『「注目の開発手法」Webシステム開発のコスト・工期を従来の約1/2に』 として紹介されたことがあります。 先週、その業界紙の記者が、1年ぶりに慶に取材に来ました。 その業界紙には、「ベンチャーがこんな新商品、新サービスを 始めました!」という記事が多いので、私は記者に次のような 質問をしてみました。 「毎号、アイデア系ベンチャーの記事がたくさん載っていますが、 こういったアイデア系ベンチャーはその後続いているんですか?」 記者の答えは次のようなものでした。 「取材した会社の名刺の束が社内にあって、今回、その名刺をもとに、 多くの会社に再取材の依頼の電話をしました。 しかし、電話が通じない、電話の移転先が分からないという会社が 非常に多かったです。 ベンチャーはほとんど打ち上げ花火のようなものです。」 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [永久運動の設計] 日銭を稼ぐことが第一目標 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 堀江貴文氏も昔の著作ではまともなことを言っています。 「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」によると、 オン・ザ・エッヂ(現ライブドア)起業当時は、「とにかく日銭を 稼ぐことを第一目標にして、ウェブ制作やホスティングなどの事業に 精を出した」そうです。 > 当時は新しいビジネスモデルがもてはやされ、他社が思いつきもし > なかったような新しいサービスをいち早くスタートさせるのがカッコ > いいと思われた時代だったから、ウェブ制作やホスティングなどの > 業務はいかにも地味で、カッコ悪かった。 > でも流行の最新ビジネスモデルが一銭のカネも生み出さず、コストを > どんどん吸収してベンチャー企業の経営を悪化させていくのを横目で > 見ながら、ウェブ制作やホスティングはきちんと毎日毎日、安定した > 収入を上げ続けてくれたのである。 > > (「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方」より) 周りを見渡しても、カッコいいことを言っていたベンチャーは ほとんど潰れています。 その理由については、次の号が参考になります。 ・第85号「成功確率が低く、成功しても寿命が短い」 http://www.kei-it.com/sailing/85-050725.html ・第107号「今週号は「発明」がテーマ」 http://www.kei-it.com/sailing/107-051226.html カラに閉じこもっている会社の方がかえって長続きしています。 しかし、カラに閉じこもってばかりいたら、長期的には衰退するので、 日銭をきっちり稼いだ上で、その利益の中から、新規事業への 投資を地道に行っていかなければなりません。 投資すべき新規事業を考えるにあたって、下記のセミナーが参考 になるかもしれません。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [永久運動の設計] 「インターネットビジネス成功の法則」セミナー *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 慶が所属している業界団体「羅針盤21」http://r-21.jp/ で 下記のセミナーを開催します。 【テーマ】インターネットビジネス成功の法則 【日 時】平成18年3月20日(月)13:00〜17:00 【場 所】トスラブ赤坂 会議室 【内 容】 1.インターネットビジネスを展開するための基本的な考え方について 2.インターネットビジネス上での市場調査について 3.ターゲットユーザー(本当のお客様)について 4.ホームページの活用方法について 5.商品(サービス)を販売する場所の選択について 【講師】 マックシステム株式会社 セールス&マネージメント部 企画推進室 ウェブビジネスコンサルタント 落合 和義 氏 最初は「SEO対策」というテーマで落合講師に依頼しましたが、 「インターネットビジネスの基本を理解しないとSEO対策は意味がない」 という講師からのアドバイスがあり、上記内容となりました。 例えば、Yahoo!とGoogleのビジネスモデルの比較などもあり、私も 期待しています。 本来なら羅針盤21会員しか参加できませんが、非会員のために 5名の枠を用意しました。 本メルマガの読者は、無料でご招待いたします。 また、セミナー後の懇親会にも無料でご招待いたします。 聴講希望の方は下記までメールください。 office@kei-ha.co.jp 枠が5名なので、お早めにお申し込みください。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次号以降では次のようなテーマも取りげていきます。 労務系: ・雇用契約、裁量労働制、個人事業主 技術系: ・ブルックスの法則を超えるもの ・贈与と交換 ・ピアレビュー 外国系: ・中国は脅威か? 次号は、3月13日発行予定です。 乞うご期待!! *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガについて *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガは2003年12月8日に創刊されました。 創刊号 http://www.kei-it.com/sailing/01-031208.html で述べたとおり、 本メルマガのコンセプトは「読みものとしても面白い慶の事業計画」であり、 目的は「事業計画の背後にある基本的な考え方を語ること」です。 したがって、第一の読者としては、慶の社員(正社員・契約社員)及び 慶と契約している個人事業主を想定しています。 彼らには慶社内のメーリングリストで配信しています。 また、多くのソフトウェア会社・技術者が直面している問題を扱っているので、 ソフトウェア会社の経営者、管理者、技術者にとっても参考になると思い、 第33号(2004年7月19日号)からは「まぐまぐ!」で一般の方々にも公開する ことにしました。 「まぐまぐ!」での読者数は2006年3月6日現在、460名です。 本メルマガの内容に興味を持つであろう方をご存知なら、是非 本メルマガの存在を教えてあげてください。 (以下をそのまま転送するだけです。) --------------------------------------------------- 【お勧めメルマガ ソフトウェア業界 新航海術】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000136030.htm または http://www.kei-it.com/sailing/ -------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000136030.htm (但し、web@kei-ha.co.jp it@kei-it.com には直接配信しています。) 発行者Webサイト: http://www.kei-it.com/sailing/ (発行者Webサイトではバックナンバーの全文検索も可能です。) バックナンバーはブログでも公開しています。 ブログ: http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ -------------------------------------------------- 「厳選!優良案件情報ブログ」では、エンドユーザ直、持ち帰り可、 高単価案件を掲載しています。 もしも興味をお持ちの案件がありましたら、ご一報ください。 URL:http://kei-it.tea-nifty.com/gensen/ ID:gensen パスワード:gensen -------------------------------------------------- 発行: 株式会社 慶 代表取締役 蒲生 嘉達 y_gamou@kei-ha.co.jp Webシステム開発事業部 http://www.kei-ha.co.jp ITサービス事業部 http://www.kei-it.com 人材コンサルティング事業部 http://www.k-bank.jp TEL:03-5951-8490 ☆ コピーや配布をされる時はご一報ください ☆ ☆ このメルマガに対するご感想・ご質問はこちらにお寄せください。 ☆ office@kei-ha.co.jp |
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