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************************************************************** _/_/_/_/_/_/_/ ソフトウェア業界 新航海術 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ************************************************************** 第160号 2007/1/1 ▼ まえがき ▼ [新営業マニュアル] (1)成功を予言できる資質 ▼ [新営業マニュアル] (2)楽観主義 ▼ [新営業マニュアル] (3)多くの課題に取り組むことと根気 ▼ [新営業マニュアル] (4)3つの言葉 ▼ 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= まえがき *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 明けましておめでとうございます。 本年も宜しくお願いいたします。 2007年は「新営業マニュアル」シリーズからスタートです。 「新営業マニュアル」シリーズを最初から読みたい方は、 「バックナンバー 新営業マニュアル」 ( http://www.kei-it.com/sailing/back_sales.html )を参照して ください。 または、ブログ( http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ )の 「カテゴリー 新営業マニュアル」(↓)を参照してください。 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/cat6624385/index.html *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (1)成功を予言できる資質 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ペンシルバニア大学で22年間にわたり何百万ドルもの予算を投じて、 35万人のセールスマンを取材し、彼らが何を考え、そしていろいろな 事をどう思っているか調査が行われたそうです。 (ブライアン・トレーシーの「販売の心理学」に出てくる話です。) 調査方法は、「調査官がセールスマンたちに数日おきに電話をして、 彼らがその時考えていることを聞く」という非常に単純なものでした。 セールスマンは、例えば「顧客にこういう提案をしようと思っている」 とか、「○○を手に入れたい」とか、「今週末で取引が一つまとまる」 などと答えたのでしょう。 調査チームは上記調査によって得られたセールスマンたちの思考 パターンと収入の変化とを比較し、面白いことを発見しました。 高収入を得ているセールスマンたちがある特定のパターンの考え方を する傾向があるということを。 成功しているセールスマンたちが持っているこの資質をブライアン・ トレーシーは、「成功と幸福を予言できるような重要な資質 ( the most important quality to predict success and happiness on life )」と呼んでいます。 ※ predict:予言[予報]する (私は字幕付きのビデオを見て、この原稿を書いています。 私の貧弱な英語ヒアリング能力でも、キモのところは英語で聞いた 方が面白いです。) 成功を予言[予報]する資質・・・これは何でしょうか? *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (2)楽観主義 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ペンシルバニア大学の調査チームが発見したその資質は、 「楽観主義(Optimism)」でした。 > それは楽観主義なのです。 > 彼らが発見したのは、成功した人たちというのは本当に高いレベルの > 楽観主義(really high level Optimism)だということです。 > 彼らは本当の楽観主義者です。彼らはいつも積極的です。 > それは、彼らが問題を抱えたことがないということでしょうか? > とんでもない、彼らは普通の人たちよりはるかに多くの問題を抱えて > います。それは、彼らがより多くの課題に取り組むからです。 > (ブライアン・トレーシー「販売の心理学」より) 日本でも「営業マンはプラス思考になれ」とよく言われます。 水が半分になったコップを見て「もう半分しかない」ではなく、 「あと半分ある」と考えろとか、財布を落としたら、「ついてなかった」 ではなく「ちょうど買い換えたかった」とか「命落とすよりまし」と 考えろと言われます。 自分がプラス思考になり、明るくなり、ワクワクすれば、そのプラスの エネルギーで人を動かせるからというのがその理由です。 しかし、調査チームが言う「楽観主義」は、「プラス思考」とは 少し違います。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (3)多くの課題に取り組むことと根気 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 調査チームは、楽観主義者は次の二つの資質を備えていて、それが 彼らを成功に導いたと考えました。 (A)多くの課題に取り組む( try more things ) > 彼らは成功するだろうという非現実的な期待を抱いていますから、 > より多くの電話を掛けます。 > (ブライアン・トレーシー「販売の心理学」より) (B)根気( persist more ) ※ persist:固執する; 主張する; やり通す; 持続する > 彼らは非現実的な期待を抱いて根気よく努力し続けますから、 > いずれは成功するのです。 > よく考えてみれば、積極的でたくさん電話をする人の方が、 > そうしない人より多くの成果を上げるのは明らかなことです、 > そうでしょう。 > こういう人は自分で自分の幸運を創り出しているのです。 > 確率の法則を活用しているわけです。 > 楽観主義者はたくさん電話かけ、よりたくさん掛け直すわけです。 > (ブライアン・トレーシー「販売の心理学」より) *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (4)3つの言葉 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガの読者の中にはなかなか売上が伸びずに苦しんでいる 営業マンもいるでしょう。 あるいは会社経営も開発プロジェクトも広い意味では「営業」です。 その「営業」がうまくいってない、利益が出ずに苦しんでいる経営者、 管理者、技術者もいるでしょう。 また、既にある程度成功しているが、さらに成功したい、頂点に 立ちたいという人もいるでしょう。 年頭に当たって、それら全ての方々に、そして私自身に次の言葉を 贈ります。 ・楽観主義(Optimism) ・多くの課題に取り組む( try more things ) ・根気( persist more ) *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 新営業マニュアルシリーズの今後の展開は、次のように考えています。 第1部:営業の基本 ブライアン・トレーシーの「販売の心理学」を参考にして、次の ようなことを論じます。 ・Sales funnel(セールスの漏斗) 見込み(Prospecting)、提案(Presenting)、継続(Follow up) 、 終結(closeing)の技術を磨く。 ・新しいリレーションシップ販売モデル ( new relationship selling model ) ・営業と成功哲学 第2部:インターネットと営業 営業に関して最近言われていることについて論じます。 ・PUSH型とPULL型。 ・インターネットがエージェントになる(?) ・ロングテール。 次号は、1月8日発行予定です。 乞うご期待!! *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガについて *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガは2003年12月8日に創刊されました。 創刊号 http://www.kei-it.com/sailing/01-031208.html で述べたとおり、 本メルマガのコンセプトは「読みものとしても面白い慶の事業計画」であり、 目的は「事業計画の背後にある基本的な考え方を語ること」です。 したがって、第一の読者としては、慶の社員(正社員・契約社員)及び 慶と契約している個人事業主を想定しています。 彼らには慶社内のメーリングリストで配信しています。 また、多くのソフトウェア会社・技術者が直面している問題を扱っているので、 ソフトウェア会社の経営者、管理者、技術者にとっても参考になると思い、 第33号(2004年7月19日号)からは「まぐまぐ!」で一般の方々にも公開する ことにしました。 「まぐまぐ!」での読者数は2006年12月30日現在、574名です。 本メルマガの内容に興味を持つであろう方をご存知なら、是非 本メルマガの存在を教えてあげてください。 (以下をそのまま転送するだけです。) --------------------------------------------------- 【お勧めメルマガ ソフトウェア業界 新航海術】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000136030.htm または http://www.kei-it.com/sailing/ -------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000136030.htm (但し、web@kei-ha.co.jp it@kei-it.com には直接配信しています。) バックナンバーは、発行者サイトまたはブログで、体系として 見てもらいたいので、「まぐまぐ!」でのバックナンバー公開は 最新号のみとなっています。 バックナンバーブログ:http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ 発行者Webサイト: http://www.kei-it.com/sailing/ (発行者Webサイトではバックナンバーの全文検索も可能です。) -------------------------------------------------- 発行: 株式会社 慶 代表取締役 蒲生 嘉達 y_gamou@kei-ha.co.jp Webシステム開発事業部 http://www.kei-ha.co.jp ITサービス事業部 http://www.kei-it.com 人材コンサルティング事業部 http://www.k-bank.jp TEL:03-5951-8490 ☆ コピーや配布をされる時はご一報ください ☆ ☆ このメルマガに対するご感想・ご質問はこちらにお寄せください。 ☆ office@kei-ha.co.jp |
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