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************************************************************** _/_/_/_/_/_/_/ ソフトウェア業界 新航海術 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ************************************************************** 第161号 2007/1/8 ▼ まえがき ▼ [新営業マニュアル] (1)著述よりも講演に才能を発揮する人 ▼ [新営業マニュアル] (2)オリエンテーション(見当識)とは ▼ [新営業マニュアル] (3)4つのオリエンテーション(見当識) ▼ [新営業マニュアル] (4)成功の心理学の要約 ▼ [新営業マニュアル] (5)見当識についてのブライアンの言葉 ▼ 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= まえがき *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 今週号も「新営業マニュアル」シリーズです。 「新営業マニュアル」シリーズを最初から読みたい方は、 「バックナンバー 新営業マニュアル」 ( http://www.kei-it.com/sailing/back_sales.html )を参照して ください。 または、ブログ( http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ )の 「カテゴリー 新営業マニュアル」(↓)を参照してください。 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/cat6624385/index.html *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (1)著述よりも講演に才能を発揮する人 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 「新営業マニュアル」シリーズは、ブライアン・トレーシー(Brian Tracy) の講演ビデオ「販売の心理学(Psychology of Selling)」を見ながら 書き進めています。音声は英語で日本語字幕がついているビデオです。 関連記事:第153号「(2)ブライアン・トレーシーの講演のビデオ」 [B] http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2006/11/post_51b6.html [H] http://www.kei-it.com/sailing/153-061113.html わずか約2時間10分のビデオですが、非常に得るものの多いビデオです。 ブライアン・トレーシーの本も1冊くらい読んでおこうと思って、 「自分らしくお金持ちになるための70の習慣」を買ったのですが、 こちらはあまり読む気がしなくて、机の上に積んだままです。 「全米トップ5に数えられる有能な講演家」と言われるだけあって、 著述よりも講演に才能を発揮する人なのでしょう。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (2)オリエンテーション(見当識)とは *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 第160号では、次のようなことを述べました。 成功しているセールスマンは楽観主義者( Optimist )である。 楽観主義者は次の二つの資質を持っているから成功する。 ・多くの課題に取り組む( try more things ) ・根気( persist more ) (第160号:成功と幸福を予言(predict)できる資質 [B] http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2007/01/predict_56e6.html [H] http://www.kei-it.com/sailing/160-070101.html 参照) ブライアン・トレーシーは、さらに、「楽観主義者には数々の分野で、 特定の思考方法があることが明らかになっている」と言っています。 その特定の思考方法の一つが、Orientation(オリエンテーション)です。 「オリエンテーション」は日本語にもなっています。 例えば、学校、会社、サークルなどの組織で、新入者に最初に 概要説明や指導をすることを「オリエンテーション」と呼んでいます。 Orientation の語源は、Orient(オリエント)です。 世界史の教科書に出てくる「古代オリエント文明」の「オリエント」です。 もともとは「東に向けること、聖壇を東向きにすること」という 意味でしたが、心理学で Orientation というと「見当識(けんとう しき)」という意味になります。 見当識:〔心〕時間、場所、周囲の人・状況などについて正しく 認識する機能。見当感。 (出展:goo辞書) *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (3)4つのオリエンテーション(見当識) *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ブライアン・トレーシーも"Orientation"を「見当識」の意味に 使っています。 Orientation is a particular way of thinking about life and the world. (オリエンテーションとは人生や世界に関するある特定の考え方の ことです。) そして、楽観主義者は次の4つのオリエンテーションを持っている と言っています。 ・Future Orientation(未来の見当識) ・Goal Orientation(目標設定の見当識) ・Excellence Orientation(長所の見当識) ・Growth Orientation(成長の見当識) 尚、介護用語で「見当識」というと、次のように意味になります。 見当識とは、現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど 基本的な状況把握のこと。 見当識の保たれているかどうかが意識障害の指標となる。 車酔いなどで耳の奥にある三半規管の感覚がパニックを起こし 平衡感覚が崩れた状態の時、「見当識失調」と呼ぶ。 また、痴呆でも見当識は徐々に失われていく。 (出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) こちらの方が生々しいイメージがわくかもしれません。 「未来の見当識失調」「目標設定の見当識失調」などの概念が 生まれてきます。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (4)成功の心理学の要約 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= ブライアン・トレーシーの「販売の心理学」の前半のテーマは 「成功の心理学」であり、後半は「それを活用して売上げを伸ばす 方法」です。 そして、「成功の心理学」を要約すると次のようになります。 楽観主義者( Optimist )が成功する。 楽観主義者は次の2つの資質を持つ。 ・多くの課題に取り組む( try more things ) ・根気( persist more ) 楽観主義者は次の4つの見当識( Orientation )を持つ ・未来の見当識( Future Orientation ) ・目標設定の見当識( Goal Orientation ) ・長所の見当識( Excellence Orientation ) ・成長の見当識( Growth Orientation ) 個人や企業が成功するためには、この「成功の心理学」は強力な 指針となるでしょう。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [新営業マニュアル] (5)見当識についてのブライアンの言葉 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 見当識( Orientation )に関するブライアン・トレーシーの言葉を 幾つか紹介します。 【 Future Orientation 】 ・楽観主義者はいつも未来について考える。 Optimist think about the future all the time. 【Goal Orientation】 ・楽観主義者はいつも明確な目標を持っている。 Optimist have very clear written goals that they work on everyday. ・目標を書き出すことにより、潜在意識に目標達成のためのプログラムが 組まれる。 Writing a goal down programs it into your subconscious mind. *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 新営業マニュアルシリーズの今後の展開は、次のように考えています。 第1部:営業の基本 ブライアン・トレーシーの「販売の心理学」を参考にして、次の ようなことを論じます。 ・Sales funnel(セールスの漏斗) 見込み(Prospecting)、提案(Presenting)、継続(Follow up) 、 終結(closeing)の技術を磨く。 ・新しいリレーションシップ販売モデル ( new relationship selling model ) ・営業と成功哲学 第2部:インターネットと営業 営業に関して最近言われていることについて論じます。 ・PUSH型とPULL型。 ・インターネットがエージェントになる(?) ・ロングテール。 次号は、1月15日発行予定です。 乞うご期待!! *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガについて *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガは2003年12月8日に創刊されました。 創刊号 http://www.kei-it.com/sailing/01-031208.html で述べたとおり、 本メルマガのコンセプトは「読みものとしても面白い慶の事業計画」であり、 目的は「事業計画の背後にある基本的な考え方を語ること」です。 したがって、第一の読者としては、慶の社員(正社員・契約社員)及び 慶と契約している個人事業主を想定しています。 彼らには慶社内のメーリングリストで配信しています。 また、多くのソフトウェア会社・技術者が直面している問題を扱っているので、 ソフトウェア会社の経営者、管理者、技術者にとっても参考になると思い、 第33号(2004年7月19日号)からは「まぐまぐ!」で一般の方々にも公開する ことにしました。 「まぐまぐ!」での読者数は2007年1月7日現在、574名です。 本メルマガの内容に興味を持つであろう方をご存知なら、是非 本メルマガの存在を教えてあげてください。 (以下をそのまま転送するだけです。) --------------------------------------------------- 【お勧めメルマガ ソフトウェア業界 新航海術】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000136030.htm または http://www.kei-it.com/sailing/ -------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000136030.htm (但し、web@kei-ha.co.jp it@kei-it.com には直接配信しています。) バックナンバーは、発行者サイトまたはブログで、体系として 見てもらいたいので、「まぐまぐ!」でのバックナンバー公開は 最新号のみとなっています。 バックナンバーブログ:http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ 発行者Webサイト: http://www.kei-it.com/sailing/ (発行者Webサイトではバックナンバーの全文検索も可能です。) -------------------------------------------------- 発行: 株式会社 慶 代表取締役 蒲生 嘉達 y_gamou@kei-ha.co.jp Webシステム開発事業部 http://www.kei-ha.co.jp ITサービス事業部 http://www.kei-it.com 人材コンサルティング事業部 http://www.k-bank.jp TEL:03-5951-8490 ☆ コピーや配布をされる時はご一報ください ☆ ☆ このメルマガに対するご感想・ご質問はこちらにお寄せください。 ☆ office@kei-ha.co.jp |
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