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************************************************************** _/_/_/_/_/_/_/ ソフトウェア業界 新航海術 _/_/_/_/_/_/_/_/_/ ************************************************************** 第176号 2007/4/30 ▼ まえがき ▼ [慶2.0] (1)新営業マニュアルは異色のシリーズ ▼ [慶2.0] (2)新営業マニュアルは精神面を扱っている ▼ [慶2.0] (3)プラグマティックな精神主義 ▼ [慶2.0] (4)仕組みの改革こそがイノベーション ▼ 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= まえがき *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 今週号は「新営業マニュアル」シリーズでもあり、「慶2.0」シリーズ でもあります。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [慶2.0] (1)新営業マニュアルは異色のシリーズ *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガは、2003年12月8日の創刊以来、様々なシリーズを生み 出してきました。 それらの中でも、新営業マニュアルシリーズは異色の存在です。 テーマが「営業」である点も異色ですし、ブライアン・トレーシーの 講演ビデオ「販売の心理学」を下敷きにしているので、英語が頻繁に 出てくる点も異色です。 しかし、最大の特色は、それが、心構えや精神的な面を扱っている という点です。 例えば、「賃金決定の仕組みシリーズ」は人事・労務を扱っていますが、 そこで論じていることは、職能資格給、成果主義、労働基準法といった 会社や国の制度的な問題であり、社員や経営者の心構えや精神的な面 には踏み込んでいません。 賃金決定の仕組みシリーズ: http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/cat4128766/index.html 技術面を扱った「ブルックスの法則シリーズ」、業界動向を扱った 「グーグルの衝撃シリーズ」が、心構えや精神面と無縁であることは 言うまでもありません。 ブルックスの法則シリーズ: http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/cat5743044/index.html グーグルの衝撃シリーズ: http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/cat6232795/index.html *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [慶2.0] (2)新営業マニュアルは精神面を扱っている *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 新営業マニュアルシリーズは、ブライアン・トレーシーの「販売の 心理学」の解説に近い内容となっています。 ブライアン・トレーシーは「販売の心理学」の前半で、成功の心理学 ( psychology of success )、すなわち、何かを達成するための精神的な 方法( mental way to achieve anything )について語っています。 そして、後半では、売上を上げるための具体的な方法について語って いますが、最終的には「私は自分が好きです( I like myself )」と いう精神論に戻って講演を締めくくっています。 関連記事: 第174号「聴衆の心に植えつけたかった言葉は"I like myself"」 http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/2007/04/i_like_myself_4c07.html したがって、新営業マニュアルシリーズは、必然的に、心構えや 精神的な面を扱うことになりました。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [慶2.0] (3)プラグマティックな精神主義 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 私は基本的に精神主義や精神論は嫌いです。 しかし、ブライアン・トレーシーの「成功の心理学」は、いわば 「プラグマティックな精神主義」のようなもので、これは好きです。 個人にとっても会社にとっても社会にとっても、このような 「プラグマティックな精神主義」は有益であり、むしろ、必要不可欠 だと思います。 下記は「成功の心理学」の抜粋ですが、これはそのまま慶グループの 社員や経営者の行動指針となり得るものです。 ○いつも未来について考える Future orientation そして、次の4つの分野について理想を描いていく。 ・健康と元気 Great health and energy ・素晴らしい人間関係 Loving relationships ・意味のある仕事 Meaningful work ・経済的自立 Financial independence ○目標設定 Goal Orientation ・明確な目標を持つ(目標を書き出す) ○長所を伸ばす Excellence orientation ・新技術を取得する ・最上層部の10%に入ろうと努力する ○成長に向けての指針 Growth Orientation ・読書 Read ・セミナーに出席する Attend seminars *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= [慶2.0] (4)仕組みの改革こそがイノベーション *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 下記は、坂村健氏著「変われる国・日本へ」の中の言葉です。 > 技術だけではなく、「日本のあるべき姿」という問いに対して自分の > 言葉で答えることが、今こそ求められています。 > そして、それを実現させるための制度や仕組みの改革こそが日本に > とっての「イノベーション」なのです。 この主張は、本日私がお話ししたかったことと少し似ています。 「会社のあるべき姿」を実現するための制度や仕組みの改革こそが 「イノベーション」なのだと・・・。 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次回以降の予告 *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 次号は、5月7日発行予定です。 乞うご期待!! *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガについて *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*= 本メルマガは2003年12月8日に創刊されました。 創刊号 http://www.kei-it.com/sailing/01-031208.html で述べたとおり、 本メルマガのコンセプトは「読みものとしても面白い慶の事業計画」であり、 目的は「事業計画の背後にある基本的な考え方を語ること」です。 したがって、第一の読者としては、慶の社員(正社員・契約社員)及び 慶と契約している個人事業主を想定しています。 彼らには慶社内のメーリングリストで配信しています。 また、多くのソフトウェア会社・技術者が直面している問題を扱っているので、 ソフトウェア会社の経営者、管理者、技術者にとっても参考になると思い、 第33号(2004年7月19日号)からは「まぐまぐ!」で一般の方々にも公開する ことにしました。 「まぐまぐ!」での読者数は2007年4月21日現在、600名です。 本メルマガの内容に興味を持つであろう方をご存知なら、是非 本メルマガの存在を教えてあげてください。 (以下をそのまま転送するだけです。) --------------------------------------------------- 【お勧めメルマガ ソフトウェア業界 新航海術】 ⇒ http://www.mag2.com/m/0000136030.htm または http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ または http://www.kei-it.com/sailing/ -------------------------------------------------- このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して 発行しています。配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000136030.htm (但し、member@baisoku.co.jp knextall@kei-it.com には直接配信 しています。) バックナンバーは、発行者サイトまたはブログで、体系として 見てもらいたいので、「まぐまぐ!」でのバックナンバー公開は 最新号のみとなっています。 バックナンバーブログ:http://kei-it.tea-nifty.com/sailing/ 発行者Webサイト: http://www.kei-it.com/sailing/ (発行者Webサイトではバックナンバーの全文検索も可能です。) ☆筆者の趣味のブログ:身近にいる小動物の図鑑☆ http://kei-it.tea-nifty.com/small/ -------------------------------------------------- 発行: 株式会社 慶 代表取締役 蒲生 嘉達 y_gamou@kei-ha.co.jp ☆ コピーや配布をされる時はご一報ください ☆ ☆ このメルマガに対するご感想・ご質問はこちらにお寄せください。 ☆ office@kei-it.com |
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