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第243号 2012/4/1 [農家.com]
デコポン
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ソフトウェア業界 新航海術
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2012/04/01 『デコポン』 ▼ まえがき:デコポン残り僅か ▼ (1)デコポン価格調査 ▼
(2)農産物流通の段階 ▼ (3)段階の数が減っても価格はあまり下がらない ▼ (4)産直のメリット ▼
(5)農家.comの使命 ▼
あとがき
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まえがき:デコポン残り僅か *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
こんにちは。 (株)慶の蒲生嘉達です。
農家.comでは野口果樹農園のデコポンが好評です。
http://www.nou-ka.com/main/show/523 在庫数は残り僅かです。
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私も野口果樹農園のデコポンを食べたかったので、去年の12月20日に 予約しました。
それが昨日届きました。中玉が22個入っていました。
http://www.gamou.jp/photos/uncategorized/2012/04/01/dekopon_7.jpg
値段は送料込で3,200円なので、1個当たり145円になります。
デコポンがどのくらいの価格で売られているのか、近所のスーパーや 八百屋に調査に行きました。
調査の詳細は、「新航海術の補足ブログ」の次の記事を参照してください。
「デコポン価格調査」http://www.gamou.jp/comment/2012/04/post-a9b4.html
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農産物の流通では、生産者から消費者までの間に次の4人のプレーヤーがいます。 (地方市場、地方仲卸はここでは割愛します。)
・JA ・中央卸売市場 ・仲卸会社 ・販売店(小売、量販など)
消費者が近所の八百屋で買った場合は、 「生産者→JA→中央卸売市場→仲卸会社→販売店(八百屋)→消費者」と なります。 これを「5段階流通」と呼びます。「→」の数が5つだからです。
西友やスーパーサカガミなどの大規模販売店の場合は、一般には 「生産者→JA→中央卸売市場→販売店(スーパー)→消費者」という 4段階流通になります。
但し、中央卸売市場を通さない「生産者→JA→販売店(スーパー)→消費者」 という3段階流通もあります。 また、スーパーが農家から直接仕入れるパターンもあります。 その場合は、「生産者(契約農家)→販売店(スーパー)→消費者」の 2段階流通となります。
ちなみに、道の駅やOisixもこの2段階流通です。
農家.comはこれらのどのパターンにも属しません。 農家が農家.comに出店し、直接、消費者に販売するので、1段階流通です。
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先の「デコポン価格調査」の結論のみを言うと次のようになります。
野口果樹農園のデコポンの価格は、 ・5段階流通(八百屋、果物専門店)よりは安い ・4段階流通(スーパー)とほぼ同等。 ・2段階流通(スーパーの契約農家)よりは安い
段階の数が減れば、中間搾取が減り、消費者価格が下がるかというと、 必ずしもそうではありません。
送料がかかるからです。
野口果樹農園は香川県にあるため、デコポン3,200円のうち、 1,200円は送料です。
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西友とスーパーサカガミで中玉のデコポンを1つずつ購入し、 野口果樹農園のデコポンと食べ比べてみました。
甲乙つけがたいくらい、どれも美味しい!
スーパーもその道のプロが仕入れています。 また、価格、品質ともに熾烈な競争にさらされています。
「スーパーも頑張っているな」と感じました。
それでは、産直のメリットは何でしょうか? 次の5点だと思います。
・買い物に行く手間がはぶける ・農家単位のブランド化が可能 ・理想のタイミングで出荷できる ・輸送効率が悪く市場に流通しにくい商品も扱える ・農家が価格を決められる
詳細は、「新航海術の補足ブログ」の次の記事を参照してください。
「産直のメリット」http://www.gamou.jp/comment/2012/04/post-140d.html
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産直には大きなメリットがあります。
しかし、ほとんどの農家が「自分でホームページを立ち上げたが、 全然売れない」と嘆いています。
したがって、農家.comの使命は次の3点です。
・農家単独のホームページでは不可能なレベルの集客 ・農家が不慣れなWEBマーケティングの提供 ・上記実現のためのコンテンツの充実
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あとがき *=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=*=
第241号(2011年11月19日発行)で、現在のソフトウェア業界の状況を 「縮小均衡」と表現しました。
[新航海術]第241号:縮小均衡 Blog版:
http://www.gamou.jp/sailing/2011/11/post-ea67.html HP版:http://www.kei-it.com/sailing/241-111119.html
現在、最悪期を脱し、若手Java技術者を中心に人手不足感さえ出ていますが、 全体的には次の状況が続いています。
>
d. 確実に「量から質」「グローバル化」という2大変化が進行しています。 > e.
日本国内の請負、客先常駐の仕事の総量は、緩やかに減っていくでしょう。 >
(第241号「縮小均衡」より)
ソフトウェア業界全体が縮小均衡する中で、慶は農業と医療で独自 サービスを展開すべく、3年前から取り組んでいます。
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